■場所 : 首里崎山町馬場(瑞泉)通り ※瑞泉酒造前の通り
■見学者数 : 650名(近隣の方、近隣外の県内の方、県外からの観光客)
■共同主催 : 崎山町自治会、NPO法人おきなわ環境クラブ
■協力 : 瑞泉酒造株式会社
■内容 :
①サガリバナを含む水辺の植物や湧水に富む首里三箇
(崎山、鳥堀、赤田)の歴史・文化について、沖縄エコツ
アーガイドが解説する
②ライトアップされたサガリバナを観察・観賞する
③崎山自治会主催のミニコンサート
首里崎山町馬場(瑞泉)通りには、約30本のサガリバナが植栽されています。
今回、崎山自治会との共同主催、ならびに瑞泉酒造株式会社の協力を得て、首里崎山町「さがり花 観賞の夕べ」を7/6(土)~7(日)の2日間、開催しました。
今年の梅雨明けは例年より9日早く、連日、猛暑が続いたため、首里崎山町のサガリバナの開花状況を心配しておりましたが、願いが通じたのか、4割程、蕾を残したままイベントを迎えることができたので、とても良かったです。
では、当日の様子を紹介します。
崎山自治会副会長の開会挨拶。方言が非常に堪能で会場をわかせました。
ただ、20~30代のヤマトウチナーグチ世代にとってはリスニング不可能。
ただ、20~30代のヤマトウチナーグチ世代にとってはリスニング不可能。
19:00開始とあって、まだ、日は落ちず・・・。この時点ではサガリバナも蕾のままですが、それも自然の姿。時間を追うごとに変化を楽しむのも良し!!
夜が更けるにつれて、サガリバナも咲きはじめ、見学者も多くなりました。
また、交通規制を敷いたことで、馬場通りは歩行者天国となり、見学者はゆったりと、そして、じっくりとサガリバナの幻想的な美しさを堪能することができました。
また、交通規制を敷いたことで、馬場通りは歩行者天国となり、見学者はゆったりと、そして、じっくりとサガリバナの幻想的な美しさを堪能することができました。
NHK取材陣のインタビューを受ける見学者。7/8(月)のお昼および夕方のニュースで放送されました。
ミニコンサートの様子。透き通った夜空にオカリナ、フルートの清らかな音色が響き渡り、八重山民謡の歌声、三線の響きが、夜の花見に趣を感じさせます。
当イベントの見学者数は、2日間で650名と大変多くの方に足を運んでいただき、大盛況でした。また、サガリバナを観賞しながら、崎山町を含む首里三箇の歴史・文化にも触れることができ、大変意義深い夜だったと思います。
今回、地元自治体、および地元企業と協力して、一つのイベントを作り上げたことは、当クラブとして良い経験となりました。崎山自治会、および瑞泉酒造株式会社には多方面で惜しみないご協力をいただき、誠に感謝しております。
イベント後も、問合せの電話が寄せられ、夏の風物詩としてのサガリバナの関心の高さが伺えます。
開花のピークは過ぎてしまいましたが、幻想的な花を咲かせるのもサガリバナ、種子をつけるのも、また、サガリバナです。様々なシーンを観賞してみてはいかがでしょうか?