場所 那覇市国場集落 大嶺家のお庭
参加人数 15人
昨年、お休みをした国場集落のサガリバナ鑑賞会をおこないました。集落の入口にある嘉数家のサガリバナは白色です。2年前の台風で、大きな枝が一本折れましたが、生き残った樹に、元気に咲いているのが観察できました。案内・解説によると戦後すぐに植えられた樹とのことで、樹齢は、約60年位ではないかとのことでした。

夜の集落内をのんびり散策しながら、国場自治会館の近くの大嶺さんのお家にむかいます。大嶺さんは、とっても気さくなおじさん。毎年、自分のお家のサガリバナを見に来てくれるのを楽しみにしている様子で、自前のライトを準備。来訪者用にお茶まで用意してくれる。いつもありがとう!

大嶺さんのお家のサガリバナは樹齢43年。立派な枝ぶりとピンク色のサガリバナが特徴です。この日の咲きっぷりは、少し控えめな感じ。それでも道路側にいくつか立派な房をつけていました。大嶺さんの昔の国場周辺の様子や自分のお家のサガリバナの歴史を聞きながら、参加者とのんびりと過ごし、日頃の疲れが癒される時間でした。
大嶺さんのお話によると、国場集落のすぐそばまで、国場川はあったようで、今のJAこくばの近くには、サガリバナの群落があったとのこと。水辺の環境だったことがサガリバナの名残で理解できます。洪水もたまにあったようです。この日は、QABさんや琉球新報さんの取材もありましたよ。

大嶺さんのお家のサガリバナ(特にお庭の内側)は、これからがピークです。おじさんが、いつでも来てくださいね、と言っていましたので、お茶菓子でも持って、遊びにいきましょう。
さあ、来週は、県庁構内のサガリバナ鑑賞会だ。こちらの咲きっぷりはどうかなあ?
〔お知らせ〕夜の「サガリバナ」ライトアップ鑑賞会
開催日時:平成21年7月6日(月)~10日(金) 毎晩19:30~22:00
場所:県庁構内(沖縄県警と県庁の間、中庭)
案内:沖縄エコツアーガイド
参加費:無料
http://www.npo-oec.com/info/090706sagari_kentyo.htm