親子体験!「夏休みの自由研究」
~身近にある生物多様性について探ってみよう!~
主催:NECソフト沖縄株式会社
日時:平成23年8月7日(日)9:30-11:30
場所:環境省 漫湖 水鳥・湿地センター
人数:13名

普段から、県内各地や地域での社会貢献活動(CSR)に
力を入れている「NECソフト沖縄株式会社」様よりご相談
をいただき、社内向け(親子対象)のエコツアーを実施
することとなりました。
夏休み期間ということもあって、子供たちの自由研究にも
繋がるよう、親子で、漫湖に棲む生物多様性について学び、
生きものに触れ合う楽しい内容としました。
漫湖は、参加者皆さんにとっても身近な環境ではあるもの
の、普段、なかなか足を運ぶことが少ないようで、漫湖周
辺に降りられることや、センターの施設内にも大変興味を
持たれていました。

ガイドからは、まず展示物を使って「マングローブ」に棲む
生きものの特長や、湿地の中に生きるバクテリアの話しなど、
汽水域(海水と真水が入り混じるところ)には、たくさんの
生きものや植物により、食物連鎖が成り立っていることが説
明されました。
前半は少し緊張した雰囲気でしたが、木道に出ると、実際の
生きものたちを目の当たりにして、親子での会話も飛び交い、
双眼鏡を使って一緒に楽しく探す場面が見られました。

メタリックでカッコいいカニを発見!

どうやってカニは穴を掘るの?

口ばしや、足、背中やお腹の色など、鳥の特長を見つけてね!

木道から帰り、ガイドが実際に捕まえてきた生きものを間近に
観察できる場面では、これまで少し恥ずかしがっていた子も、
積極的に触れ、ヌルヌルした感触や、カニのハサミに挟まれて
ビックリする場面など、子ども達の生き生きとした笑顔が見ら
れました。


最後は、資料の中のクイズをみんなで回答し合い、外来種
がやってきた理由や、外来種って「悪い動物?」などとい
う問いに、子ども達と意見交換をすることができ、有意義
な時間となりました。
今回のツアー体験により、子ども達には、マングローブとい
う亜熱帯ならではの植物をきっかけに、そこに棲む生きもの
や水辺環境について知る・疑問を持つ「きっかけ」をお手伝
いできたなら嬉しく思います。~
今回を機に、是非、また環境省 漫湖水鳥・湿地センターに
足を運んでみてくださいね。
~ご参加頂き有難うございました。~
-追記-

ちゃんと、捕まえた生きものは、もとの場所に帰しましたので
ご安心を。。