日時:平成23年度7月2日(土)19:30-21:30
場所:国場地域内
人数:約57名
内容:
・国場地域や国場川の簡単な概要解説
・水辺の植物の解説と観察
・サガリバナを育てる家主からの解説、
・ライトアップされた花を自由鑑賞
毎年恒例の国場集落内にて、夜のサガリバナ鑑賞会が
行われました。
実施前の、6月23日(木)に発行された「週刊ほーむぷらざ」
サガリバナ特集で、OECが行う、サガリバナの
「ガイド付きツアー」が紹介されたこともあって、
当日は、予想を超えて多くの方にご参加いただけました。
「週刊ほーむぷらざ」さんの記事のおかげで、
サガリバナの魅力がより多くの方に伝わり、
サガリバナ鑑賞会の期待が高まっていたようです。
当日の様子を紹介しますね。
おきなわ環境クラブ国場事務所の駐車場にて、
事務局からの挨拶でスタートしました。

小雨の中、サキシマウオウノキの前で、国場地域の概要と
国場川の環境整備(埋め立て)で、希少な水辺植物や
生き物が失われてしまった背景を説明しました。

子ども達には「サキシマスオウノキ」の種子をプレゼント。
待ち疲れていた子ども達に笑顔が見られました。

2手に分かれて、いざ、白色のサガリバナへ。
度重なる台風の影響で、国場地域で一番背の高いサガリバナは
枝が折れてしまい、葉っぱの数も少なくなっていましたが、
花はちゃんと咲き始めており、甘い芳が漂っていました。

最後は、メインの大嶺さんお宅お庭にあるピンクのサガリバナ。
着くと同時に、参加者からは歓声があがるほど、
大変見事な咲きっぷりでした。

ライトアップされたサガリバナは、なんとも幻想的。
辺り一面に甘い芳を漂わせ参加者は皆うっとりです。



大嶺さんからの解説も好評でした。たくさんの人数でしたが、
快く受け入れていただきました。

子ども達には、サキシマスオウノキの実でお絵かきも
楽しんでもらいました。

鑑賞会をとおして、皆さんの身近な「水辺環境」に目が
向くような「きっかけ」となれたら大変嬉しいです。

次回は、台風2号で延期された、県庁構内のサガリバナ
鑑賞会を予定しています。こちらは、房のつき具合で
日程が決まるためまだ検討中ですが、8月~9月あたりを
みています。
2~3週間前には、また新聞告知欄やホームページで
ご案内をしますので、チェックをしていて下さいね。