◆場所:第1部/ツアー 国際周辺と壷屋周辺
第2部/交流会 那覇市てんぶす館3階
OEC会員を対象に、互いの親睦を図るため、交流会を開催しました。当日の様子を少しご紹介します。
-第1部-
「国際通り周辺のサガリバナ観察と壷屋散策ツアー」
第一部では、顔なじみの会員さんをはじめ、初めて顔を合わせる方、何年ぶりかの会員さんなど、スタッフを合わせ、計15名の参加がありました。

ガイドからは那覇の明治初年地図と昭和4年頃の地図が配布され、那覇全体の地形がどのような変化をとげているのか解説がありました。
前半は県庁横コミュニティーを出発し、国際周辺に点在するサガリバナを観察。
そして路地にある昔からの井戸(ティーラガー)やお墓に筋道を抜けて旧ダイナハ(現在はジュンク堂)前のガーブ川を見学しました。

後半は壷屋散策へ。
国際通り三越前の「那覇市てんぶス館」をスタートに、すぐ横にできた新しい道から、昔ながらの面影が残る壷屋に入ると、そこはいっきにタイムスリップした雰囲気に。
参加者からは、知らない内にどんどん変化していく街の様子を惜しむ声が聞こえます。

最後は「てんぶす館」に戻り、ガイドから「普段とは違う視点で歩くと、見慣れた風景も面白い」とまとめがあり、またの機会に自分で散策してみると良いと勧めをいただきました。
初めは少し緊張していた会員さん達も、ツアーを終える頃にはすっかり打ち解けた様子。
回収したアンケートでは、「沖縄に住んでいながら知らないことが多いので、今回のようなツアーをまた企画して欲しい!」という声や「また自分でも歩いてみたい!」という意見や感想を頂き、大好評で終えることができました。
-第二部-
「OEC会員交流会」
第2部では、お待ちかねの有機無農薬野菜で作ったオードブルとドリンク類を並べて会員さんとOECスタッフとの交流を図りました。
会長の挨拶をはじめ、OECと出会った背景やきっかけ、出身地などについて1人1人から自己紹介を頂きました。
会員さんの中には、観賞会や講習会といった「サガリバナ」を通したきっかけの方が多く見られ、普段から植物や生き物など、「自然」が大好きな方たちばかりでした。

中盤は食事やデザートを楽しみながら、「平成23年の活動報告」の説明と今後の活動予定について報告があり、
後半は、これまでの「国場川ワークショップ」をふりかえり、体験や情報を共有しました。
会員さんからは、「この活動で河川敷がきれいになっている」と感想があった一方で、「なかなか雑草には勝てない」、「外来種のギンネムを他に利用できる方法はないか」など、会員さん同士で意見交換をする場面が見られ、予定時間をオーバーするほど話しがつきませんでした。

最後は、顔なじみの会員さんから閉会の挨拶を頂き、「今日一日本当に楽しかった!」と嬉しい声で会を終了することができました。
年々、OEC活動に賛同して下さる会員さんが少しずつ増えています。
OEC活動を通して、「水辺環境」に目を向けられるような「きっかけ」と同時に、会員さん同士の交流を図る機会も是非また設けたいと思います~。
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