場所 宮古島 与那覇湾 サニツ浜東海岸
参加人数 20人(静岡県掛川グリーンロータリークラブ)
宮古島への旅行の際に是非、在来のマングローブを100本植樹したいというご相談を受け、宮古島産の種子から育てて3.5年経たヒルギダマシ(Avicennia marina)の苗木を用意しました。すでに一部つぼみを付けており、活着すれば開花後この夏に実を付けるものと思われます。

マングローブ希少種であるヒルギダマシは日本では宮古島が分布の北限とされています。今回植樹場所に選んだ与那覇湾サニツ浜東海岸にはすでにメヒルギやオヒルギ、ヤエヤマヒルギの小さなコロニー(小群落)があり、ヒルギダマシ数本が、毎年花や実を付けるまでに成長している所です。
参加された20名の方は、当クラブ副会長より植樹方法などの説明を受けた後、それぞれ浜に降りて根を折り曲げないように注意しながら植樹されていました。

植樹後、川満のマングローブに移動し、エコガイドの解説による観察会も行われました。みなさん熱心にマングローブの生態や種類の説明を聞いていらっしゃいました。当日は大潮で潮が良く引いていて、ベニシオマネキやミナミトビハゼなど多くの生き物も木道から観察することができ、喜んでいらっしゃいました。

たいへん楽しく、また貴重な体験をすることができたというご感想をいただき、早くも3年後に今回植樹したヒルギダマシの成長を観察するツアーのお話もでているということで嬉しい限りです。お待ちしております!

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