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OECトピックス

おきなわ環境クラブの新着情報

宮古島マングローブ植樹

日時 平成21年5月10日(日)
場所 宮古島 与那覇湾 サニツ浜東海岸
参加人数 20人(静岡県掛川グリーンロータリークラブ)

 宮古島への旅行の際に是非、在来のマングローブを100本植樹したいというご相談を受け、宮古島産の種子から育てて3.5年経たヒルギダマシ(Avicennia marina)の苗木を用意しました。すでに一部つぼみを付けており、活着すれば開花後この夏に実を付けるものと思われます。

掛川GRヒルギダマシ植樹説明


 マングローブ希少種であるヒルギダマシは日本では宮古島が分布の北限とされています。今回植樹場所に選んだ与那覇湾サニツ浜東海岸にはすでにメヒルギやオヒルギ、ヤエヤマヒルギの小さなコロニー(小群落)があり、ヒルギダマシ数本が、毎年花や実を付けるまでに成長している所です。
 参加された20名の方は、当クラブ副会長より植樹方法などの説明を受けた後、それぞれ浜に降りて根を折り曲げないように注意しながら植樹されていました。

掛川GRヒルギダマシ植樹


 植樹後、川満のマングローブに移動し、エコガイドの解説による観察会も行われました。みなさん熱心にマングローブの生態や種類の説明を聞いていらっしゃいました。当日は大潮で潮が良く引いていて、ベニシオマネキやミナミトビハゼなど多くの生き物も木道から観察することができ、喜んでいらっしゃいました。

掛川GRヒルギダマシ植樹集合


 たいへん楽しく、また貴重な体験をすることができたというご感想をいただき、早くも3年後に今回植樹したヒルギダマシの成長を観察するツアーのお話もでているということで嬉しい限りです。お待ちしております!

掛川GRヒルギダマシ植樹集合




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第9回 宮古島市添道サガリバナワークショップ

第9回添道サガリバナワークショップ
日時 平成21年3月29日(日)実施
場所 宮古島市添道サガリバナ遊水池
参加人数 12人

 当日の朝は小雨が降っていましたが、ワークショップ開催前にやみ、草刈りを始める頃には汗ばむほどのお天気になりました。前日に宮古島市中央公民館で沖縄県地域環境センターの出前講座で、当クラブの下地邦輝副会長が「宮古のマングローブの話・サガリバナの育て方教室」をおこないましたが、この日のワークシップでも、多くの同じ方に参加をいただきました。

今日の参加者


 みなさん、ご自分のサガリバナの手入れが終わると雑草に埋め尽くされている他の方のサガリバナのお手入れも進んでされていました。なかにはご自身で立派な管理札を作ってこられた方もいて、ひときわ注目を集めていました。最後は、OECから参加者のみなさんにサガリバナの実生と固形肥料のウッドエースのプレゼントがあり、平成20年度の活動を無事終了しました。

手作りの名札



テーマ:沖縄 - ジャンル:地域情報